東大院生経営「ネパール書店」

「書店」と銘打っているものの、この店にあるのは本ではありません。民族楽器と独特のリズム感の音楽、ちょっとコミカルで憎めない映画、スターバックスに負けないCafeや、見慣れない品揃えのギョウザセンター、旅行のエッセンスになるローカル情報…など、人生を深く愉しむ文化と、アイテムがつまっています。 温室育ちで図々しい店長が、アジアの最貧国で失敗挫折しながらも諦めずに奮闘する過程・時間を通して、アイテムをたっぷりとご用意する予定です。その品揃えの個性とセンスは、ぜひお越しいただきお確かめください。

安いのか高いのか?3000円のネパール携帯買いました。

ネパールで携帯購入する際、話すだけで十分って人は、ニューロードっていう商店街に行って、最安値を店員のファイルを見せてもらって、何軒かを回って、ギリギリのところまで値切るといいんじゃないかなーという話。

 

 

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ネパールは発展途上国ですが、いたるところにWi-Fiが飛んでいます。街を歩いていても、店の看板などには「Free Wi-Fi」の文字を見ることができ、お店にとって1つの強みになっています。私もネット環境があるので、電話は必要ないなーと思っていましたが、ネパール人から聞けば、携帯は安いようなので現地の連絡手段として、緊急事用として持っておいたほうがいいかもということで携帯を買うことにしました。

まず携帯はどこに売っているのか?日本人的な発想で、携帯ショップだろうということで、ネパールの2大通信会社のネパールテレコムNcellという所に行きました。おそらく、日本でいうdocomo、au、softbank的存在な所です。店内に入ると、タッチパネル式の案内で受けたいサービスを指定します。なかなかカッコイイなあと思いましたが、タッチしても全然反応しません。ということでダイレクトに携帯に詳しそうな20代の女性店員さんのところに。

私「あのタッチパネル動かないよ。携帯見せてください。」

店員さん「どんな携帯がいいですか?iPhoneですか?」

私「電話だけできればいいです」

店員さん「んー、これとかどうですか。タッチパネル式の」

私「もっと安くてちゃっちい電話だけできるやつください」

店員さん「ここにはないですよ。ニューロードに行ってみてください」

 

そうです、私が欲しいのは電話機能だけある携帯が欲しかったのです。持っているiPhoneでネットはできるんですから。simフリーのiPhoneを買うっていうのも1つの手かなとは思いましたが、今回は電話のみでいいなと思います。

私のように電話だけの携帯を手に入れる場合、いわゆる携帯ショップでは手に入りません。カトマンズではニューロードという商店街に携帯が売ってある店があります。ニューロードは秋葉原のように、通りがズラーっと電気関係の店で埋め尽くされています。携帯を売っている店と書きましたが、イメージは中古品を扱うような小さな小さな店が多いです。正直店がありすぎて全然違いがわかりません、とりあえず数件の店に入って値段交渉。携帯は概ね1500から5000円ぐらいのものが多かったです。中古と新品と、新品の顔をした中古があるなと直感しました。中古はすぐ壊れるだろうなということで却下。100歩譲って、値段さえ安ければ中古でも納得がいくけど、新品フェイクをつかまされるのは嫌だなと思いました。ショーケースに入っているのは怪しいので、ショーケースの中から選んで、それと同じ機種を、奥の棚の未開封の新品の箱から出してもらう作戦にしました。

探していた条件は以下の3点です。

・シンプルで、白色

・iPhoneよりかなり小さいもの、ボタンは押しやすい

・価格は3000円程度

 

それらしきものが見つかりました。ただ値段が4200円、値切ると4000円。ありがとう、また来ますと言って。数件行くと全く同じ機種が3600円でした。3000円ならすぐ買いますと言うと渋々3000円にしてくれました。もちろん未開封の箱から出してもらいまいした。箱を開けると保証書が出て来て、それにサインして、店がそれにスタンプを押してくれます。無事ゲットできました。

 

買っていて面白いなーと思ったのは、まず定価はショーケースに入っている時には明示されていません。値段を聞くと、すぐ答えられる店員とすぐ答えられない店員がいます。すぐ答えられない店員は、定価を覚えていないので、明らかに重要だなと感じさせるファイルを出して来ます。そのファイルには、機種ごとの原価定価利益店員がどこまで値引きしていいかと言うような底値が書いてあるようでした。なぜか堂々と見せてくれました。値引きの感覚は、日本の電気屋さんと同じ感覚だなと思っていいと思います。日本の電気屋の店員さんは結構覚えている人が多いですが。

 

もう一つ面白いなと思ったのは、値段を聞くと、ほとんどの店員さんが電卓を出して来て、定価っぽい値段を無言で打ち、勝手に何%かをかけて値引きした状態で電卓を見せて来ます。値引き交渉はここから始まります。何も言ってないのに、値引きし始めるんです。見てる消費者の感覚としては、「安くしてくれているんだなー」と言う感じですが、元々の値段がぼったくり価格で、安くするフェイクと言うか演出に近いなと思いました。大体の店員さんが先手必勝値引きをしてきます。面白いなあと思いました。

そんなことしなくていいから、携帯電話屋さん辞めて違うことすればいいのになと思いました。どこの携帯屋さんも違いがわからないし、100とか200個とか店があるんじゃないかってレベルで多くて、携帯屋さんが隣同士ってことも多かったです。結局価格競争になって、利益はあんまりでないよと思いました。時々くる、私みたいな外国人を狩っているのかなーとは思いました。少なくとも日本人の感覚で、携帯の値段を聞いたら、どれもこれも安くて変わりないなーと思でしょう。値段交渉もしてこないお客だったらもっとラッキーかなって思っちゃうのかもしれません。日本人がネパールに来て商売したら、おそらく圧勝できると思います。