東大院生経営「ネパール書店」

「書店」と銘打っているものの、この店にあるのは本ではありません。民族楽器と独特のリズム感の音楽、ちょっとコミカルで憎めない映画、スターバックスに負けないCafeや、見慣れない品揃えのギョウザセンター、旅行のエッセンスになるローカル情報…など、人生を深く愉しむ文化と、アイテムがつまっています。 温室育ちで図々しい店長が、アジアの最貧国で失敗挫折しながらも諦めずに奮闘する過程・時間を通して、アイテムをたっぷりとご用意する予定です。その品揃えの個性とセンスは、ぜひお越しいただきお確かめください。

トリブバン大学のビソバサ校の入学オリエンテーション

ネパールの語学学校のオリエンテーションでビザ目的学生はやめてください、授業とテストには来てくださいと、一見当たり前のことを言われた話。

 

 

 

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ネパールの国立大学トリブバン大学のビソバサ校の生徒になりました。ネパール語の1年間コースです。トリブバン大学は、ネパールで最初の大学として1959年に設立され、現在15万人以上の学生が在籍するネパール最大の大学のようです。社会科学、人間学、管理、教育、法律の学部があり、研究家として薬学、工学、理学、技術、林業があります。ビソバサ校のネパール語コースは、おそらく教育学部の中に配置されているようです。グーグルマップで校舎を調べると、「Nepal Law Campas」と書いてあり、その中に「Campas of International Language」と書いてあるので、もしかしたら、昔は法学部の持っていたキャンパスを、今は語学に使っているのかなという感じです。

 

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入学式というものはなく、オリエンテーションが行われました。朝10時に案内された小さな部屋に行くと、150人ほどの外人の集団がぎゅうぎゅう詰めで待っていました。30人くらいは教室の後ろの方で立ち見していました。ネパール語だけではなく、ネワール語やサンスクリット語の生徒が同時に集められていたようです。先生たちが教室に入ってくると、なぜかマンゴージュースが配られました。入学式でジュースを出すあたり、ネパールだなと思いました。歓迎の意味なんでしょうかね。

 

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 オリエンテーションが終わると、各コースに分かれて、先生と一緒に実際に授業が行われる教室に移動しました。実際に授業があるのはこちらの茶色い方の校舎のようです。

 

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オリエンテーションで何度も言われたのが2点、「授業に参加してください」「テストには出席してください」というものでした。当たり前なこと言うなよと思いましたが、話を聞いているとその真相がわかりました。学生ビザ目的で、ビザが取れてしまえば授業にこない外国人がかなり多いようです。ネパールの長期滞在には学生ビザが簡単に取ルことができて、都合が良いみたいです。1年間コースなら、簡単に1年間のビザが取れます。特にビソバサ校は入学テストみたいなものはないので、高校卒であれば申請し授業料さえ払えばいいので、より好都合のようです。

教育問題とビザ問題が密接に関係しているようです。実際に、ビゾバサ校は移民局から多くの問い合わせが来るようで、先生たちも最近の生徒の動向でお手上げ状態みたいです。だから、口を酸っぱくして授業をサボるな、テストを受けろと言ってるようでした。その代わり、それさえできれば、できるサポートはなんでもすると言うことで、個人の携帯電話番号を開示してくれました。問題があったらいつでも電話して来ていいよと言うことでした。ネパールの雰囲気というか空気感が流れてるなーと思いました。しかし、生徒と教師の求めているものが違うことほど、大変なことはないなと思います。先生は言葉を教えてあげたい、生徒は別にビザだけゲットできれば授業なんてどうでもいい。そんな感じの構図ができていて、日本の学校教育と大して変わらないなーと思いました。もちろん、一生懸命勉強したいって思っている人も多いんですけどね。この状況が続いて、移民局が簡単にビザを下ろさなくなると、これからネパールに来たいって言う人は困るだろうし、減って行くんじゃないかなと思います。なんにせよ他人の行動によってチャンスが奪われるっていうのは最悪な状況だと思います。

 

また、オリエンテーションの後には、名前と国籍だけを言う全員参加の自己紹介がありました。ざっとあげると、アメリカ、カナダ、イギリス、イタリア、ドイツ、オーストラリア、メキシコ、チリ、ベネズエラ、中国、韓国、タイ、バングラデシュ、スリランカ、パキスタンなどなどでした。とにかく、様々な国の人が集まっていました。もちろん説明は英語でされます、授業も英語で行われます。さすがに、これだけの国の人が集まって意思疎通を取るのは難しいなと思いますが、英語があるのでなんとかなる。共通言語としての英語のすごさっていうのを実際に目の当たりにしました。英語話すの苦手なんて言ってる場合じゃねーと思いました。積極的に彼らとコミュニケーション取れるように、日々英語も勉強しなきゃと痛感しました。つべこべ言わずに、日本でもオール英語で授業やったほうがいいよと思います。完全に日本の大学は使えない人間を大量生産している気がします。日本の有名高校の生徒などは、東大なんて行かず、アメリカやアジア圏の大学を視野に入れてるようですし。私も彼らに負けじと、頑張りたいと思います。