東大院生経営「ネパール書店」

「書店」と銘打っているものの、この店にあるのは本ではありません。民族楽器と独特のリズム感の音楽、ちょっとコミカルで憎めない映画、スターバックスに負けないCafeや、見慣れない品揃えのギョウザセンター、旅行のエッセンスになるローカル情報…など、人生を深く愉しむ文化と、アイテムがつまっています。 温室育ちで図々しい店長が、アジアの最貧国で失敗挫折しながらも諦めずに奮闘する過程・時間を通して、アイテムをたっぷりとご用意する予定です。その品揃えの個性とセンスは、ぜひお越しいただきお確かめください。

「ヘビの日⑶」この腕の謎の糸はいつ取るの?

【第3話】つづき

蛇を崇拝する祝日で、半ばノリで巻かれたミサンガ的なものの拘束性に気づく俺。そのミサンガは2ヶ月後の祝日にまでつけていないといけない事が判明。俺には関係ない、と切ることもできるがネタのためにも家族のためにも切りたいのを我慢する俺。そんな話。 

 

1、2話はこちらからどうぞ。

「ヘビの日⑴」蛇を崇拝する祝日にお寺へGO - 東大院生経営「ネパール書店」

「ヘビの日⑵」家族全員で蛇のお祭りしました - 東大院生経営「ネパール書店」

 

 

 

 

7月27日はネパールの祝日です。蛇を崇拝する日「ヘビの日」で、ネパールの人は近くのお寺に参拝したり、家で蛇を祀ったりします。その日の食事もスペシャルメニューが用意されます。

夕飯でちょっと気になることを聞いてみました。

 

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私「お母さん、この腕の糸のバンドって今日とっていいの?」

お母さん「ダメよー、ティハールまで待つのよー」

 

 

私「ティハールってなに?」

お母さん「大きなヒンドゥーのお祭りよ。」

私「それっていつあるの?」

お母さん「9月よ。」

私「え?9月までこれつけてるの?」

お母さん「そうよー。お祭りは5日間続くのよ」

私「そのお祭りが来たら、ただ切ればいいの?」

お母さん「そのお祭りの3日目に切るのよ。3日目は牛を崇拝する日なの。あなたの腕のバンドを切って、牛のしっぽにくくりつけるのよ」

私「そんなのあるの?牛を崇拝するんだね。じゃあ街に出て牛を見つけないといけないね」

お母さん「はははっ。牛はこの家にくるのよ。牛さんは、街を練り歩くのよ。」

私「そうなの?でもなんで、このバンドを牛のしっぽにくくりつけるの?」

お母さん「そうすることでね、早く天国に行けるって信じてるのよ」

私「そうなの?牛は神聖な動物だっていうけど、そうゆうことなんだね」

お母さん「そうよー。牛は神様の乗り物だからね、特別な存在なのよ。だから私たちは牛を食べないでしょ、そうゆうことよ」

私「そうゆうことなんだね。とりあえず、この腕の糸のバンドは切らないようにすればいいんだね?日本のミサンガみたいだね、切れると願いが叶うんだよ?」