東大院生経営「ネパール書店」

「書店」と銘打っているものの、この店にあるのは本ではありません。民族楽器と独特のリズム感の音楽、ちょっとコミカルで憎めない映画、スターバックスに負けないCafeや、見慣れない品揃えのギョウザセンター、旅行のエッセンスになるローカル情報…など、人生を深く愉しむ文化と、アイテムがつまっています。 温室育ちで図々しい店長が、アジアの最貧国で失敗挫折しながらも諦めずに奮闘する過程・時間を通して、アイテムをたっぷりとご用意する予定です。その品揃えの個性とセンスは、ぜひお越しいただきお確かめください。

ネパールで火災寸前の電線→どこに連絡するの?

火災寸前の火花をあげている電線を発見、何も処置されない状況を恐怖に思うが、学校へ行かなければとその場を立ち去る。実際、どこに連絡すればいいのかを調べた結果、少し恐ろしい結果に。

現状の結論は

Himalayan Hydropower Pvt.Ltd → 01-4441216

に電話して、状況を伝える。もしこの会社の管理範囲外だったら、伝達してもらう、もしくは管理供給者の電話番号を教えてもらって掛け直す。(他の電力会社の電話番号を迅速に教えてくれるのかは分からない、可能性が低い気もする。)もしくは、電気局のサイトを見て、一番近そうな事務所に電話。

ネパール国民は、緊急の時、連絡したりするんだろうか。野次馬の中で電話しているような人はいなかったっていう怖い話。

 

 

 

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通学路に、明らかに危ないだろ〜と思う電線を発見しました。火花をあげて、目が痛くなるほどの閃光がピカピカと光っていました。日本では珍しいですが、「こんな光を見たらすぐ電力会社に連絡してください」っていうポスターが、日本の電柱にもあったなーと思い出しました。周りに野次馬が多数、みんなあれはやばいだろーってな感じで話したり、心配した面持ちで観察してました。さすがに電気工事屋さん的な誰かがすぐくるだろうと思っていましたが、全然くる気配はなく、いつか火災になるか、人が怪我するだろうという感じでした。

 

そのまま何もされないまま、大雨が降ってきたので、観察をやめ学校へ行きました。薄情なヤツです。2時間後にそこを通ると何もない様子。迅速とまでは行かないですが、一応専門の方が来て工事してくれたんだなと思います。今のところ、ネパールで火事などは見たことないですが、今回のようなスピード感で対応していたら大火事になっちゃうよと、心配になりました。また、消防車もちゃんと来てくれるのかなと…。火災が起きる前に、気をつけないといけないですね。

 

 

でも、火災になりそうだったら、どこに電話すればいいのだろうか。ネパール人に聞いてみると「バッティバタに連絡すればいいのよ」という、聞き取れても意味がわからない返答をされて、気になって来たので自分で調べてみることに。

 

「nepal electricity」と検索すると、

Electricity Rules, 2050 - Department of Electricity Development

 

というネパールの電気局がまとめた、電気についての法律のPDFがあった。2050年ってことは西暦2003年、つまり10年以上も前の資料だから、ちょっと微妙な資料だけど、これしかないから、これが最新なはず。今回知りたい、「どこに電話すればいいのか?」ってことも、これに書いてあるだろうってことで斜め読み。ザックリとした内容は「どうやって国民に電気を安全に供給するか」ということ。それで、電線が切れてる時どうすればいいかということも書いてありました。

 

37. Information to be Provided in Case of Danger
In case when a danger exists from the electrical installation in the consumer's house or premises or there is a possibility to have danger, the consumer shall inform the office of the licensee as soon as possible.

つまり、電線が切れてる時はすぐに電気の供給者に連絡してくれってことでしたね。

 

次なる疑問は供給者って誰よ?調べました。調べたらすごいことになってました。

Department of Electricity Development, Ministry of Energy, Government of Nepal ::

 

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これは表のほんの一部で、136個のプロジェクトがリストアップされていた。

供給者が乱立しまくっていて、供給者戦国時代状態で、どこに電話したらいいかわからない。100個以上の中小企業がリストアップされている。今回の通学路の電柱のことを電話するのならば、登録地域的に以下の2社

 

①Sanjen Jalvidhyut Co → なぜかFAX番号しかリストに書いていない、論外

②Himalayan Hydropower Pvt.Ltd → 01-4441216

 

ということで

②ヒマラヤン ハイドロパワーに電話すればいいのか。

かなり限定的な答えで、汎用性が全然ない。国のサイトにはせめて図を使って、地域ごとの連絡先を乗せたページがあればいいと思う。

 

日本のように、メガ電力会社が地域ごとに独占してる状態は、原発事故の時にダメだろと思った。しかし、ネパールのように多数の中小企業が乱立して、管理しているっていうのもダメだろと思った。おそらく100個以上の発電企業が存在しているようだ。どうやって管理してるんだろうか、街の電線を見る限り適当かな。

 

そして、もう一つ、このリストからわかることは、発電プロジェクトは「川の名前ごと」に別れているということ。左から4番目の列に「River」とある。つまりネパールの電力の大半は水力発電に依存しているっていること。そりゃ停電になるなって感じました。