東大院生経営「ネパール書店」

「書店」と銘打っているものの、この店にあるのは本ではありません。民族楽器と独特のリズム感の音楽、ちょっとコミカルで憎めない映画、スターバックスに負けないCafeや、見慣れない品揃えのギョウザセンター、旅行のエッセンスになるローカル情報…など、人生を深く愉しむ文化と、アイテムがつまっています。 温室育ちで図々しい店長が、アジアの最貧国で失敗挫折しながらも諦めずに奮闘する過程・時間を通して、アイテムをたっぷりとご用意する予定です。その品揃えの個性とセンスは、ぜひお越しいただきお確かめください。

ネパールで海賊王になる男に出会った話

ネパールの語学学校で出会った坂元くん。

話を聞いてみると、おもろい。とにかくおもろい。

そして謎も多い大学生の坂元くん。

面白そうな活動をしているそう。

夢の塊のような人物。

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せっかくだから記事を頼んでみると快諾!!

今回は坂元くんを紹介します。

 

 坂元裕星という男

初めまして、坂元 裕星です。簡単に自己紹介をします。 

不器用な性格

 埼玉県生まれ、福岡育ちです。幼い頃からこだわりが強く、人に合わせるのが苦手で、自分が気にいる物や、いいと思ったものしか使うことが出来ず苦労しました。痩せるために始めたサッカーのおかげで、集団行動や他人に合わせるということができるようになり、そのサッカーで福岡のサッカーの名門校の中高一貫校に入学することができました。

 

ニュージーランドの大地震で助かる

 中学三年生の頃に語学研修としてニュージーランドに行き、約1ヶ月の間滞在する予定が1週間たった時に、カンタベリー大地震に遭い、赤十字、政府、軍の人に助けられて何とか生きて帰ることができました。

 

高校、大学へ進学するも苦学生を生き抜く

 それから高校もサッカーで進学し、勉強もおろそかにすることなく、三年間クラス1位を貫いて法政大学に進学することができました。大学に進学した時から、経済的な自立をすることを親と決めて、学費、家賃、光熱費、水道代など、一銭も受け取らずに自分の稼いだお金だけで生きてきました。

 

行動力のある大学生活

 大学では、NPO法人に加入して新潟県のある村で地方創生をさせていただいたり、SLUSH TOKYOという国際イベントの運営として2年連続参加させていただきました。福岡から東京までヒッチハイクしたり、一人でネパールに行ったこともあります。仕事はあるベンチャー企業で立ち上げから、SVという役職をいただいて働いていました。大学の単位も落とすことなく、単位を取り終えて、内定を3社から頂いていましたが断り、大学の休学費を払い、今はネパールにいます。

 

 

 

なぜそこまでしてネパールを選んだのか?

次はこの自分がなぜボランティアをしようと思ったのか書きたいと思います。理由は三つあります。

 

ニュージーランド留学に不合格したから

 最初に、トビタテジャパンという留学制度に落ちたという悔しさと、意味からです。私は苦学生です。上京した時から、親から一銭も受け取らずに生活をしています。つまり、家賃、光熱費、水道代、学費を自分で支払っていました。私にはお金が必要です。何かをするときにはお金のことなどを考えて行動しなければいけませんでした。トビタテジャパンという制度は受かればお金はすべて支給されるという素晴らしい制度です。私にとって留学とはこのトビタテジャパンに受かることができたら、実現する夢でした。しかし、私は受かりませんでした。

 

 さらに、私はニュージーランドのカンタベリー大地震の被災者です。その時に赤十字の方や、政府の方に助けられて現在生きています。苦学生である生活も多くの人に支えられて生きていけています。次は私が人を支え、助ける側になりたいです。そのためには世界を見る必要があると感じました。他言語、文化を知ればこの経験を伝えることができる人の数が大きく増えると感じています。また、トビタテに受からなかったということは他にすべきことがあるということです。私はそのことが今回のこの機会であると考えています。

 

ネパールの活動団体代表ライさんとの出会いがあったから

 次にyoume Nepal代表であるライさんの言葉や行動に共感したからです。

www.youtube.com

 苦学生である自分が多くのことを伝えることができるのではないかと考えたからです。実はネパールに行くことが決まる前に、ルワンダの一年間インターンに合格していました。自己費用が一切かかることのない素晴らしい内容でした。それでも自分はネパールに行くことを選びました。多くの人の思いや、夢を乗せた素晴らしい学校、素晴らしい人たちに会いたかったからです。

 

心から笑える世界にしたいから

 最後に、私はネパール人の友人が多くいて、実際の生活が気になり、一人でネパールへ行きました。私には新鮮なものばかりでとても感動するものばかりでした。心に残った言葉があります。私が一人のネパール人に「日本人は朝から疲れていて、下を見ている人がいて、笑顔もあまりない」ということを伝え、それに比べて「ネパール人の方たちは笑顔の方が多い」と伝えました。そしたら、「昔は皆が心から笑っていた、しかし、日本などの先進国の人たちが支援してくれ、国が豊かになった。そうしたら、お金があればいい暮らしができる。という考えが生まれ、人を騙すための笑顔や、営業スマイルのような笑顔が増えた。それが悲しい」と言われました。私はお金が全てではなく、彼らは皆が心から笑って生活していることが幸せであると聞いた時に心に響きました。やはり、世界を見なくては豊かに生きることはできないと気づいたんです。

 

 

 

Youme shoolってどんな学校なのか?

故郷への恩返しのために建てられた学校

Youme shool は、代表のシャラドライが国に恩返しをするために建てた学校です。ネパールでは若者の8割が海外に行き、過酷な肉体労働を強いられています。代表のシャラドは一生懸命勉強をし、国が支援している一番大きな学校に通うことができ、日本の大学に行き、東京大学の大学院に行き、今では日本の企業で働いています。

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そんな中、幼い時の友達が海外に行き、低賃金で毎日15時間以上働いていることを知りました。その人たちの未来を変えることはできないけど、その人達の子供達の未来なら変えれるかもしれない、国に学校に通わせていただいたから、自分は日本で暮らしていけている。国に恩返しがしたい。という気持ちで、学校を作りました。日本のテレビにも取り上げられ、今では多くの日本人の支援者の方がいます。

 

Youmeの意味とコンセプト

コタンとビラトナガルの二箇所に学校があります。Youmeには二つ意味があり、日本語の夢そして、英語のyou and me と言う意味があります。

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ネパールと子供達の未来を変えるために、まずは理想の教育を。未来を担う子供達が、大きな夢を持てるような未来につながる学びの場を作る。

 

電気も、ガスも、水道も、インターネットもない。百年前と変わらず、伝統的な質素な暮らしを営む村で、子供達が未来に向かって、日本からの応援を感じながら精一杯勉強している場所。それがyoume schoolです。現在は電気が多少あり、wi-fiを使っています。

 

 

カースト制度が存在しない学校

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自分はとても素晴らしい学校だと思っています。この学校にはカーストがありません。みんなで掃除をします。これが日本では当たり前だと思いますが、ネパールではそうではありません。掃除は低いカーストの人がすることです。ですがこの学校は違います。そして、学校内ではネパール語の授業以外、英語で会話をしなくてはならず、六年生にもなると皆が普通に英語を話しています。七年生が一番上級生なのですが、リーダーシップを発揮して何事も勧めてくれます。そして皆が積極的です。日本語を教えてと何回も言われました。自主的に日本語を勉強して自分をびっくりさせる子供もいます。将来何か国のために活躍してくれそうな子供達です。将来がとても楽しみです。

 

 

坂元くんの将来のプランは?

youme shool はこれからもっと変化すると思います。そのお手伝いをします。

 

いっぱいしたいことはありますが、帰国後はまだ大学四年生が待っています。就活をしなくてはいけませんが、ニューヨークかクライストチャーチで一年間ほど、働いてみたいです。それができなければ、また他の方法を探します。

 

その次に卒論を書かなくてはなりません。それが終われば、行きたいところ、行かなくてはならないところがあるのでいきます。

 

もしもクライストチャーチで働くことができなければ、クライストチャーチに行き、必ず助けて頂いた人たちにお礼を言います。海外はインドネシアのグリーンスクールに行きます。

 

日本では、陸前高田市に18切符か、ヒッチハイクで必ず行きます。他には学校に行き、お話をさせていただける機会をいただいているのでそれをします。その他にはネパールでの活動報告などがあります。おそらく、苦学生であることは変わらないので、できることはこのくらいだと思います。

 

その他にネパールでしたいことがあります。

これが大学生の時にすることです。

 

最終どこに行き着くのか…

将来の夢は海賊王になることです。はっきり言うとルフィーのように生きるということです。世界というフィールドで自由に生きるのが夢です。

仲間を作り、人のために働く、今まで多くの人に助けてもらったように、今度は自分が人を助ける、そして宇宙に衝撃を与えること。これが夢です。

 

読んでいただいでありがとうございます。